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MT4初期設定の説明
MT4設定変更の重要性
MT4プラットフォームは、初期設定のままだと分析に不要な膨大なチャートデータを自動的に読み込む設定になっています。
このまま使用を続けると、トレード時に動作が遅延し、狙ったタイミングでの注文が難しくなるなど、
トレードの精度や効率に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、MT4のパフォーマンスを最適化するためには、
適切な設定変更が不可欠です。しっかりとした設定を施すことで、MT4の動作を軽快に保ち、快適なトレード環境を実現しましょう。
1.音声設定を無効にする
音声設定とは・・・
MT4には、サーバー接続、注文成立、メール受信、ニュース受信などのアクション発生時に音声アラートで通知する機能があります。
音声設定の解除方法
メニューバーの①「ツール」→②「オプション」の順番にクリックしていきます。
メニュータブの③「音声設定」→④「有効にする」のチェックを外す→⑤「OK」で解除完了です。
個別で設定したい場合は、ベルアイコンをダブルクリックすると、×印がつき個別で音声をオフにすることができます。
2.ニュースを無効にする
ニュースとは・・・
ターミナルウィンドウには、金融ニュース速報を通知する機能が搭載されています。
初期設定では、「ニュース」タブをクリックすることで最新のニュースを閲覧できます。
ニュースの解除方法
メニューバーの①「ツール」→②「オプション」の順番にクリックしていきます。
メニュータブの③「サーバー」→④「ニュースを有効にする」のチェックを外す→⑤「OK」で解除完了です。
3.不要なチャートとインジケーターを削除する
PCスペックに応じたMT4の最適化設定
MT4に多くのチャートやインジケーターが表示されていると、同時に処理が増加し、PCへの負荷が増し、動作が重くなる要因となります。PCのスペックによって表示可能なチャートの枚数が異なるため、適切な設定を行うことが重要です。
チャート削除方法
削除を希望する①「通貨ペア上で右クリック」し、表示メニューから②「閉じる」を選択で完了です。
インジケーター削除方法
チャート上で右クリックし、表示メニューから①「表示中のインディケーター」を選択してください。
削除希望の②「インジケーター」指定し、③「削除」をクリックで完了になります。
4.ヒストリー内とチャートの最大バーを減らす
最大バー数とは・・・
「ヒストリー内の最大バー数」は、MT4が記録するデータの最大数を指し、
「チャートの最大バー数」は、表示されるチャートデータの最大数を表します。
一部のEAは、チャートのデータに基づいてエントリーポイントを決定するようにプログラムされています。
そのため、「チャートの最大バー数」を過剰に削減すると取引に影響する場合がありますので、設定の際には注意が必要です。
最大バーの変更方法
メニューバーの①「ツール」→②「オプション」の順番にクリックしていきます。
メニュータブの③「チャート」→④「最大バー数を入力」→⑤「OK」で設定完了です。
最大バー数は、「2000~3000」の範囲に収めると、MT4の負荷も軽減されるかと思います。
5.気配値の表示通貨を減らす
気配値表示の影響
未使用の通貨ペアが表示されていると、システムの処理能力が無駄に消費される可能性があるため、不要な通貨ペアは削除することをお勧めします。さらに、気配値の表示はシステムの負荷を増大させるため、パフォーマンスに大きな影響を与えます。
通貨ペア削除方法
①「気配値上で右クリック」すると、メニューが表示されるので②「通貨ペア」を選択してください。
③「$」アイコンをダブルクリックし、無色の状態に変更すると、気配値表示が削除されます。
6.接続サーバーを切り替える
接続サーバーについて
通常は、お客様から一番近い高速接続サーバーに自動的に接続されますが、
万が一、日本からの接続でTokyoDCに接続されていないか、接続状況が著しく悪い場合は、手動でサーバーを切り替えてください。
サーバー切り替え
チャート右下の「○○/○kb」をクリックしてください。(ライブ口座のみ有効)
サーバーを選択
Tokyoサーバーへの接続を選択してください。(数字が低いほど速度が安定しています)
何度かサーバー切り替えを行うと、接続状況が改善される場合があります。
こちらの内容に関して、ご不明な際はSupport@threetrader.comまでお知らせください。
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