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スワップポイントの説明
スワップポイントとは・・・
スワップポイントは、2国間の通貨を取引する際に発生する金利差を指します。具体的には、高金利通貨と低金利通貨の間の金利差に基づいて生成され、ポジションを日を跨いで保有することで日々発生します。
この金利差により、利益を得る機会が生まれることがあります。ただし、取引する通貨ペアによってはスワップポイントを支払う必要がある場合もあります。そのため、高金利通貨と低金利通貨の組み合わせを注意深く選択することが重要です。
スワップポイントの仕組み
FX取引では、多種多様な通貨ペアがあり、それぞれの通貨を発行する国の政策金利は異なります。この金利差とポジションの取り方により、スワップポイントを受け取るか支払うかが決まります。
例えば、高金利通貨を買いポジションで保有し、低金利通貨を売りポジションで保有すると、スワップポイントを受け取ることができます。一方、低金利通貨を買い、高金利通貨を売るポジションを取ると、スワップポイントを支払うことになります。これにより、通貨の選択と取引戦略がスワップ収益に大きな影響を与える要因になります。
スワップポイントの付与時間
スワップポイントは、1日1回、下記の時刻をロールオーバーしたタイミングで自動的に付与されます。
尚、サマータイムの切り替えはアメリカ・ニューヨーク時間を基準としております。切り替えの際には、お客様ページにてお知らせ致します。
スワップポイント3倍デーの説明
スワップ3倍デーとは・・・
土曜日および日曜日は外国為替市場が休場となるため、FX通貨ペアや貴金属の場合、水曜日から木曜日に建玉を持ち越すと受渡日が金曜日から月曜日へ3日繰り延べられます。その結果、木曜日に3日分のスワップポイントが反映されるため、木曜日は「スワップ3倍デー」とも呼ばれています。
スワップ3倍デー付与日
弊社では、スワップポイントが3倍となる曜日は銘柄によって異なります。FX通貨ペアおよび貴金属は「水曜日」
株価指数、エネルギー、仮想通貨については「金曜日」にそれぞれ3倍のスワップポイントが反映されます。
スワップ計算に関する必要情報
必要情報の確認方法
MT5の上部にある「①気配値アイコン」をクリックし、気配値を表示させます。
「②ご希望の通貨ペア上で右クリック」し、メニューから「③仕様」を選択してください。
スワップ損益の計算には「少数桁」、「契約サイズ」、「スワップポイント」の3点が必要となります。
決済通貨の説明
決済通貨とは、通貨ペアの右側に表示される通貨のことです。対して左側に表示される通貨は、基軸通貨と呼ばれます。
例えば、「USD/JPY」では左側の米ドルが「基軸通貨」であり、右側の円が「決済通貨」として扱われます。
クロス円の計算方法
クロス円とは・・・
クロス円とは、外国為替市場において米ドル以外の通貨と日本円を組み合わせた通貨ペアのことを指します。
例えば、FX取引で英ポンド/円を取引する場合、実際には英ポンド/米ドルと米ドル/円の2つの取引が行われています。
このように基軸通貨である米ドルを介して取引されるため、FX市場では米ドルを含まない日本円との通貨ペア
(例:ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円)を一般的にクロス円と呼びます。
クロス円の計算式
決済通貨が円(クロス円)の場合
スワップポイントの損益(円)=「取引量(ロット数)」×「契約サイズ」×「少数桁」×「スワップポイント」
ドル円の計算例
取引量1ロット・買いスワップ13・少数桁3の計算方法
1(取引量)x 100,000(契約サイズ) × 0.001 (少数桁)×13(買いスワップ) = 1300円
クロス円以外の計算方法
クロス円以外とは・・・
クロス円以外の通貨ペアとは、外国為替市場において米ドルを含む通貨ペアや、米ドルも日本円も含まない通貨ペアのことを指します。例えば、FX取引でユーロ/米ドルを取引する場合、これはユーロと米ドルの2つの通貨間の直接取引が行われます。
同様に、ユーロ/ポンドの取引ではユーロと英ポンドの間で直接取引が行われます。
このように、基軸通貨である米ドルが直接取引に関与する通貨ペアや、米ドルも日本円も含まない通貨ペア
(例:ユーロ/米ドル、ポンド/米ドル、ユーロ/ポンド、豪ドル/ニュージーランドドル)を一般的にクロス円以外の通貨ペアと呼びます。
クロス円以外の計算式
決済通貨が円以外(クロス円以外)の場合
スワップポイントの損益(決済通貨)= 「取引量(ロット数)」×「契約サイズ」×「少数桁」×「スワップポイント」
スワップポイントの損益(円)= 「スワップポイントの損益(決済通貨)」×「決済通貨と日本円の為替レート」
ドルストレートの計算例 (ドル円レート150.34)
取引量1ロット・買いスワップー8.12・少数桁5の計算方法
1(取引量)x 100,000(契約サイズ) × 0.00001 (少数桁)×−8.12(買いスワップ) = −8.12ドル
−8.12(スワップポイントの損益) × 150.34(決済通貨と日本円の為替レート) = −1221円
仮想通貨の計算方法
仮想通貨の計算式
決済通貨が円以外(クロス円以外)の場合
スワップポイントの損益(決済通貨)= 「取引量(ロット数)」 × 「契約サイズ」 × 「クローズ価格」 × 「スワップポイント」÷100÷360(年間)
スワップポイントの損益(円)= 「スワップポイントの損益(決済通貨)」 × 「決済通貨と日本円の為替レート」
BTC/USDの計算例 (ドル円レート150.34)
取引量1ロット・買いスワップー14・クローズ価格66906の計算方法
1(取引量)x 1(契約サイズ) × 66906 (クローズ価格) × −14(スワップポイント) = 約−26.08ドル
−26.08(スワップポイントの損益) × 150.34(決済通貨と日本円の為替レート) = −3920円
重要なお知らせ
お客様へご案内
スワップポイントおよび為替レートは常に変動しておりますので、上記の計算式はあくまで参考情報としてご利用ください。
また、損益計算に関する内容はお客様の取引に重大な影響を及ぼす可能性がございますので、
トラブルを回避するために、実際の計算については弊社ではお引き受けしておりません。
計算が複雑になる場合もございますので、弊社では専用の計算ツールのご利用をお勧めしております。
詳細につきましては、「FX スワップポイント 計算機」などのキーワードで検索エンジンにてお調べいただければ幸いです。
ぜひ、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
こちらの内容に関して、ご不明な際はSupport@threetrader.comまでお知らせください。
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